味を楽しむレンズ NOKTON classic 40mmを作例付きでレビューします。

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こんにちは。てつみー (@te23_photohibi) です。
Voigtlander(以下、フォクトレンダー)のNOKTON Classic 40mmを約1年ほど使っています。

フォクトレンダー NOKTON Classic 40mm F1.4

以前、このレンズへの思いを綴った記事を書いていたのですが、念願叶って手に入れることができました。

使ってみて分かりましたが、期待していた通りの強烈な個性を持つ1本でした。
今回は、NOKTON Classic 40mmをレビューさせていただきます。

作例も掲載していますので、合わせてチェックしてみてください!

てつみー

てつみー

スペック

NOKTON Classicのスペックは以下のようになっています。

マウント焦点距離フォーカス最短撮影距離サイズフィルターサイズ重量
VM(ライカMマウント)40mmMFのみ0.7mφ55.0×29.7mm43mm175g

マウントはライカMマウントと互換性のあるVMマウントとなっています。
僕の場合はCanon EOS R6で使用するためにVMレンズ→EOS Rマウントの変換アダプタを使用しています。

VM→EOS R マウントアダプター

あると便利な
ヘリコイド付きマウントアダプター

NOKTON Classic 40mmの最短焦点距離は0.7m(70cm)です。

この手のレンズであれば大体こんなもんですが、そのままだとちょっと使い勝手が悪いですよね。

てつみー

てつみー

テーブルの上の料理や、お花などに寄って撮影したいときには70cmだと遠く、このままでは少し使いにくいレンズになってしまいます。

そこでオススメしたいのが、ヘリコイド付き クローズフォーカス マウントアダプターです。
こちらは通常のマウント変換に加えて、最短焦点距離を短くしてくれるという優れもの。

NOKTON Classicの場合、最短焦点距離を約30cmまで縮めてくれますので、被写体にかなり接近することができるようになります。

これのおかげで、かなり使いやすくなりました。

てつみー

てつみー

NOKTON Classic 40mm F1.4の魅力

僕がこのレンズに猛烈に惹かれた理由はいったい何だったのか?
5つの魅力でご紹介していきます。

【魅力1】プロダクトとしてのクオリティが高い

まず、見た目が抜群にかっこいいんです。
このレンズに限らず、フォクトレンダーのレンズはドイツメーカーらしい無骨で機械っぽいデザインを楽しめる点が魅力。

外観がかっこよすぎる

カメラに付けて持ち歩いていると気分が上がるので、撮影するのが楽しくなってきます。

精神論っぽいですが、僕の中では結構大事にしているポイントです。

てつみー

てつみー

【魅力2】軽量でコンパクト

NOKTON Classicの本体長さ(マウント部分除く)は約3cm、重さはわずか175gと、びっくりするくらいコンパクト

本体の長さはたったの3cm弱

ついつい付けて出かけたくなるサイズ感という点も、このレンズの魅力の一つです。

【魅力3】解放F値1.4で美しいボケが得られる

本体は小さいながらも、レンズとしての実力はなかなかのもの。
解放F値1.4はとても明るいですし、非常に美しくボケてくれます。

滑らかで美しいボケ味
F1.4は本当によくボケる

被写体にピントを合わせれば、背景がしっかりとボケてくれるので写真の主題が分かりやすくなります

【魅力4】まるでオールドレンズのような個性

名前にClassicと付いている通り、このレンズはフォクトレンダーのクラシックシリーズに分類されています。
古いレンズの構造を現代の技術を以って再構成するという、なかなかにマニアックで挑戦的な商品シリーズなんです。

この渋すぎる心意気が、個人的には大好きです(笑)

てつみー

てつみー

新品で手に入る現行のレンズでありながら、フレアや周辺露光落ち(四隅が暗くなる現象)など、まるでオールドレンズのような雰囲気の写真になります。

現代のレンズとは違った独特の風合いで撮影できる点が最大の魅力です。

【魅力5】40mmという絶妙な画角

NOKTON Classicには、いわゆる標準レンズの画角である35mmというモデルもあります。(デザインは同じです)


僕はそれよりもやや画角の狭い40mmのものを選んだのですが、この絶妙な焦点距離がなかなか面白いんです。

35mmでも50mmでもなく、その間というのがミソ!

てつみー

てつみー

見慣れた画角とは一味違う写真が撮れるのもこのレンズの魅力です。

作例(撮影サンプル)

ここからは、実際に撮影した写真とともにNOKTON Classic 40mmの特徴を見ていきます。

画像をタップorクリックで拡大できます。が、大変お手数で申し訳ないのですが、逐一ブラウザの「戻る」を押さないと戻れません…。(ギャラリー機能がしょぼくてすみません)

個人的に感じたのは、撮影するシチュエーションや時間帯で撮れる画の印象がガラッと変わるということです。

個性が強いだけに、得手不得手えてふえてが色濃く出ている気がしました。

てつみー

てつみー

Classicというだけあって、クラシカルな雰囲気の写真やカフェに太陽光が射し込むようなコントラストの強い場所での撮影はめちゃくちゃ良い感じ!

逆に、晴天の屋外など爽やかさが必要なシチュエーションは苦手っぽいですね…。

長所を生かせるシチュエーションで使えば、めちゃくちゃ良い仕事してくれるレンズだなぁと思います。

まとめ

フォクトレンダーの単焦点レンズ、NOKTON Classic 40mmをレビューしました。

特徴・魅力
・プロダクトとしてのクオリティが高い
・軽量でコンパクト
・解放F値1.4で美しいボケが得られる
・まるでオールドレンズのような個性
・40mmという絶妙な画角

コンパクトな上に、オールドレンズのような写真を楽しめる1本。
35mmか40mmかは意見が分かれそうですが、ちょっとクセのあるレンズをお探しの方には是非とも試してほしいレンズです。

それでは、また。

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