www.photohibi.work
www.photohibi.work
ボタン・ダイヤルカスタマイズとは?
カメラについているボタンやダイヤルには、デフォルトでさまざまなアクションが割り当てられています。

EOS R6は操作系のボタンが充実していて使いやすい
そのアクションを、“自分の好きな内容に変更してしまおう”というのがボタンカスタマイズ・ダイヤルカスタマイズ設定です。
これをやっておくだけで、カメラの操作性がかなり良くなります!
EOS R6のカスタム設定方法
早速、EOS R6の設定画面と共に各種カスタマイズ方法を解説していきます。
設定の変更方法
Menuボタンからメニューに入り、右から2番目の「カスタム機能タブ > 3」を開きます。


Menu > カスタム機能タブ > 3
この中に「ボタンカスタマイズ」と「ダイヤルカスタマイズ」があります。
ここからそれぞれのアクションを設定することができます。
ダイヤルのカスタマイズ
ダイヤルカスタマイズで変更できるのは、次の3箇所。
[ダイヤルカスタマイズ内容]
1. メインダイヤル
2. サブ電子ダイヤル1
3. サブ電子ダイヤル2
文字だけだと分かりにくいと思いますので、本体の写真で各ダイヤルを照らし合わせると次のようになります。

EOS R6の3つのダイヤル
ボタンのカスタマイズ
続いてはボタンカスタマイズ。こちらはなんと10箇所も変更することができます。
[ボタンカスタマイズ内容]
1. シャッターボタン
2. 動画撮影ボタン
3. AF-ONボタン
4. AEロックボタン
5. AFフレームボタン
6. 絞り込みボタン
7. レンズのAFストップボタン
8. マルチファンクションボタン
9. SETボタン
10. マルチコントローラー
改めて数えてみると、すごい数ですね(笑)
こちらも画像にプロットしてみます。


EOS R6の10個のボタン
マルチファンクションボタンでさらに快適に!
中でも特に「8. マルチファンクションボタン」というものがめちゃくちゃ便利!
このボタンには「ダイヤルファンクション設定」というものを割り当てることができ、最大5つの設定メニューを格納しておくことができるのです。

左上にあるDIAL FUNCが非常に便利
ダイヤルファンクション設定には9つのメニューがあり、その中から最大5つを選んで登録しておくことができます。
1. ISO感度
2. ドライブモード(連写・タイマーなどの切り替え)
3. AF動作
4. ホワイトバランス
5. 調光補正
6. 露出補正
7. AF方式
8. 測光モード
9. ピクチャースタイル

ダイヤルファンクションに格納できる設定メニュー
ファインダーを覗きながらでも、右手で押せる位置にあるので素早く5つのメニューにアクセス可能。これをダイヤル&ボタンと併用すればさらに快適な撮影が行えるようになります!
ダイヤルもボタンも全て、ファインダーを覗きながら右手だけで操作できるのでめちゃくちゃ助かります。
おすすめのカスタマイズ設定
実際に僕が行っているカスタマイズ設定内容をご紹介します。
ダイヤル
3つのダイヤルの設定は次のようにしています。
1. メインダイヤル:シャッタースピード変更

メインダイヤルはシャッタースピード
2. サブ電子ダイヤル1:ISO感度設定

サブ電子ダイヤル1はISO感度
3. サブ電子ダイヤル2:絞り値変更

サブ電子ダイヤル2はISO感度
ボタン
つづいてボタンのカスタマイズです。
1. シャッターボタン:測光・AF開始

シャッターボタンは半押しで測光・AF開始はデフォルトのまま
2. 動画撮影ボタン:動画撮影

動画撮影ボタンはデフォルトのまま
3. AF-ONボタン:瞳AF

AF-ONボタンは瞳AF
4. AEロックボタン:AEロック/FEロック

AEロックボタンはデフォルトのまま
5. AFフレームボタン:AF方式ダイレクト選択

AFフレームボタンはAFダイレクト選択に
6. 絞り込みボタン:Wi-Fi/Bluetooth接続

絞り込みボタンを通信接続ボタンに
7. レンズのAFストップボタン:未使用

レンズのAFストップボタンはノータッチ
8. マルチファンクションボタン:ダイヤルファンクション設定

マルチファンクションはDIAL FUNCに

5つのメニューはISO、ドライブモード、AF動作、ホワイトバランス、AF方式
9. SETボタン:拡大/縮小

SETボタンは拡大/縮小
10. マルチコントローラー:AFフレームダイレクト選択

マルチコントローラーはAFフレームダイレクト選択に
まとめ
EOS R6のボタン&ダイヤルカスタマイズの方法を解説しました。
撮影現場では、周囲の状況に合わせて臨機応変にカメラの設定を変えていく必要があります。
スピーディに対応するためには、カメラ操作の慣れが重要です。
瞬時に思い通りの設定に変更できるよう、自分なりにダイヤルやボタンをカスタマイズしておくと便利ですよ〜!
今回はEOS R6の設定方法をご紹介しましたが、他のカメラでもカスタマイズ設定は可能ですので、ぜひ試してみてください。
リンク
それでは、また。