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【コラム】テレビの買い替えが分からない。

日々考えていること、日常の出来事、昔の思い出などを綴ったコラムです。いつものブログとは少し違った雰囲気で、記事というよりは日記に近い読み物として楽しんでいただけたら幸いです。(ちょっと文章もトーン変えています)

実家の父からLINEが入った。
「ついに我が家も4Kテレビ導入!50型でスピーカーシステムとセットで10万だったぞ。」
うらやましいなぁ〜なんて思いながら、気になったので僕も最新のテレビを調べてみた。

 

 

 

ちなみに、僕が使っているテレビは約10年前に購入したTOSHIBAのREGZA(レグザ)。早速、価格.comでテレビの評判をチェックすると、売り上げランキングの1位には同じTOSHIBAの「REGZA 43M540X」というモデルが入っていた。43型で7万円代と、価格的にもまずまずだ。

こういうのって、なんとなく使い慣れた機種に親近感を感じてしまうもので、僕の中では“REGZAっていいな”感がある。だから、売り上げランキング1位に入っていたのがちょっと誇らしかった。そして、その流れであっさり購入しそうになったので一旦自分を引き戻した。

そう…我が家のREGZAも古いっちゃあ古いのだが。まだまだ元気に動いてくれているし、映像が汚くてストレスだなんてことも感じない。特段良いと思っているわけではないが、別に悪くもない。つまり、これで満足している。

買い換えるべきかどうかはかなり悩ましかった。

1. テレビの買い替えが分からない

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そもそも、テレビってみんなどんなタイミングで買い換えるんだろうか。
いっそ壊れてしまったりすれば、買い換える立派な理由になり得るとは思うが、そうじゃない場合はいつが替え時なのかさっぱり分からない。

分からないから、躊躇する。決して安い買い物ではないわけだし、決め手のハードルが自分の中で異常に高くなっているのだ。しかし、めまぐるしい勢いで各社から新製品が発売されるテレビ業界において、少しでも躊躇しようものなら完全に流れに乗り遅れてしまう。それで結局「まぁいいか」となる。

テレビの買い替えは難しい。

 

 

 

2. 思い立ったが吉日

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週末のある日。午前中にちょっとした仕事を終わらせた僕は、新しく届いたカメラのレンズを試したくてフラッとスナップを撮りに出かけた。

歩いて知らない街まで行き、パシャパシャと3時間くらいやってただろうか。ぼちぼち疲れも見え始め、夜からは雨の予報だったのでここらで切り上げることにした。

その帰り道、道中にそこそこ大きい規模の家電量販店があることをふと思い出す。思い立ったが吉日、せっかくなのでテレビ売り場でものぞいて帰ろうかなと思い立ち、足を早めた。

 

3. 奮い立つテレビ売り場にて

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お店に到着したのは18時頃。新型コロナの影響で19時には店を閉めるらしく、店内は閑散としていた。それなりに広い売り場に、客は僕の他に家族連れが1組だけだった。

思考回路ほぼゼロでテレビ売り場をぼーっと眺めていると、気にかけた店員さん(50代くらいの男性)が声をかけて来た。

「どんな感じでっしゃろ?」

コッテコテの関西弁。しかも、なにその質問(笑)
何て答えたらいいのかマジで分からずに3秒くらいフリーズしたのち「テレビを検討してまして」と僕はひねり出した。永遠かと思うくらい長い3秒間だった。

とりあえず、10年前の37インチくらいのテレビを使っていると伝えると、「それじゃぁ」とおすすめの商品を紹介してくれた。

 

4. 運命的出会い

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そのテレビを見た瞬間、ちょっとした衝撃を受けた。左右に並んでいる他社の製品とは明らかに発色の良さが違った。

ちなみに、そのテレビというのがこちら、「Panasonic VIERA HX850 49V」である。

ここから店員さん(50代男性)のスペシャルセールストークが始まった。

店員(以下:店)「お客様の場合ですと37型をお使いですので、50型くらいにサイズアップするのがおすすめです」

 

「そんなにサイズアップしちゃって大丈夫ですか?」

 

「10年前のテレビと比べて、今のテレビはベゼル(枠)が薄くなっていますので、むしろサイズアップしないと小さく感じてしまうんです」

 

「なるほど。このテレビ、明らかに発色が違いますね」

 

「こちらは液晶テレビなんですが、通常と違い6色のランプを使うことで有機ELのような鮮やかさを再現したモデルです。斜めから見ても、ほら、色褪せませんでしょ?」

 

「確かに。BSだから綺麗とかではなく、地上波でも綺麗に見えるんですか?」

 

「今ご覧いただいているのが地上波です。」

 

画面には色鮮やかなポケモンが映っていた。めちゃくちゃ綺麗だ。
どうでもいいが、さっきからこの人、一発目に出たコテコテの関西弁はなんだったのかというくらい普通の言語で喋っている。

 

「さらにですね、こちらのテレビはリモコンの音声認識機能が大変優れていまして…。〇〇(タレント名)の出演番組!」

 

おもむろにリモコンに向かって話しかける店員さん。すると驚いたことにそのタレントが出演している番組のリストが表示されたではないか。

 

「うわ、すごっ!」

 

「チャンネルも声で変えられますよ。…6チャン!」

 

ABCテレビが映った。

 

「これは便利ですね…。ちなみにYoutubeとかって見れるんですか?」

 

「アプリがございまして、YoutubeやNetflixなどのVODアプリが搭載されています。」

 

次の瞬間、Youtubeを立ち上げた店員さんがリモコンに叫んだ。

 

「J-POP最新ヒットソング・ベストテン!」

 

Youtubeでそんな検索したことないわ(笑)何回そのフレーズ練習したんだってくらいスムーズに言い放った。しかも、ばっちりな検索結果。キングヌーとかが出てきてた。

たしかに、テレビの検索機能って使い物にならないほど弱かった。僕は旅番組が好きで録り貯めているのだが、毎回検索する時のストレスが半端ない。

 

それに、NetflixやAmazonプライムビデオを見るときは逐一PS4を立ち上げないといけないことも億劫だった。

物欲がふつふつと湧き上がってきた。

 

「さらにですね…」

 

おいおい、まだあるのかよ!このままじゃ買っちゃうよ。

 

「テレビの土台に転倒防止機能というのがついてまして、テレビ台に吸盤のようにくっつきます。軽量化されてますので地震対策も考えられているんです。」

 

これはイマイチ響かなかった。

 

「うーん…なるほど。それは安心ですけど、土台がゴツくってちょっとカッコ悪いかもですね。」

 

ひょっとしたら店員さんにとっては「転倒防止機能搭載」はとっておきのキラーワードだったのかもしれない。しかし、ゴツい土台のせいで若干ダサく見えるので、僕にとってはむしろマイナスだった。

僕のイマイチな反応を見た店員さんは、最終奥義の超必殺技を繰り出してきた。

 

「録画は外付HDDになりますが、アプリを使えば外出先からでも録画予約をしたり、録った番組をスマホで視聴することもできますよ!」

 

「えっ!まじですか、、、!!」

 

先に言おうよ、それ。めちゃくちゃ便利やん。俄然欲しい気持ちが爆発したが、気になるのはお値段、、、

それとなく名札に目をやると150,000円と書かれていた。

「た、高っけぇ…(心の声)」

以上が店頭でのやりとり。それにしても、やはり量販店の店員さんはセールストークがうまい。めちゃくちゃその気にさせられてしまった。
しかし価格も価格なので、本当に申し訳ないがとりあえず帰って価格.comを調べることにした。

 

5. 果たして、これが買い替え時なのか?

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件の商品を調べてみると、6月後半に発売されたばかりの新商品のようだった。家電量販店的にも今もっとも推しの製品というわけか。

最安値を見ると14万円代後半。店頭と比べても数千円の差だ。であれば、あれだけ熱心に解説してくれた店員さんから買おうかなという気になった。

改めて「Panasonic VIERA HX850 49V」のポイントをまとめてみる。 

・有機ELテレビばりに発色が良い
・リモコンの音声操作がめちゃくちゃすごい
・YoutubeやNetflixなどのVOD系アプリも完備
・転倒防止機能付きの土台(ただし、ちょっとダサい)
・アプリを使って外出先から録画予約や録画した番組を視聴できる

うーむ、かなり魅力的。しかも発売されたてとなれば注目度も高い。
このタイミングでこんな製品があると知ってしまったら本当に買ってしまいそうである。

もうしばし、価格の推移を観察しながら、じっくり検討しようと思う。
そうしている間にまたしても買い時を逃しそうな気配を若干感じながらも…。

それでは、また。