こんにちは。てつみー (@te23_photohibi) です。
Canvaを使い始めたばかりの初心者向けに、基本的な使い方を解説します。
「始めてみたけど、何をどうすればいいのかさっぱり分からない!」、「機能が多すぎて迷ってしまう!」という方でも理解できるように、入門マニュアル的な内容にまとめました。
読めば基本操作とテクニックを押さえられます!

てつみー
マネして作るだけで様々なテクニックが身につくデザインサンプルを使って解説していますので、同じように操作していくと理解が深まりやすいかと思います。
INDEX
Canvaの基本的な使い方
Canvaは、クリックとドラッグだけでほとんどのデザイン作業ができてしまうほどシンプルです。
まずは基本となる項目や、デザインを作成する際の流れを解説していきます。
デザイン完成までのプロセスを体験してみてください。

てつみー
基本操作① デザインのはじめ方
Canvaを立ち上げてデザインをはじめるまでの流れを解説します。
といいつつ、実は非常にカンタンで以下の3ステップで完了します。
- アプリを立ち上げる
- 作りたいものを検索
- テンプレートを選ぶ
アプリを立ち上げると次のような画面が表示されます。

「何をデザインしますか?」の下にある検索窓に作りたいものを打ち込みます。
例えば「ポスター」とか「インスタグラム」とかを検索します。

てつみー
ためしに「ポスター JAZZ」と検索してみます。

JAZZコンサートのポスターに使えるデザインテンプレートが一覧表示されましたので、ピンとくるものを選びます。

たったこれだけで、デザイン制作を開始できます。
有料版のCanva Pro(月額1,000円〜)を使えば、無料版よりも約2.5倍も多くのテンプレートを使うことができるようになります。
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基本操作② 制作画面の見方
続いて、操作画面の基本を解説します。
はじめは何が何だかさっぱりわからないと思いますので、どこにどんな機能があるかを覚えるところから始めていきましょう。
- 大まかな骨組みを作る機能
- デザインをブラッシュアップする機能
ご自身でもアプリを開きながら見るとわかりやすいです。

てつみー
②-1. 大まかな骨組みを作る機能
画面左端には、おおまかなデザインの骨組みを作るための基本的な機能が格納されています。

最低限押さえておきたい「よく使う項目」をピックアップしてみました。
・テンプレート
・素材
・アップロード
これらの機能を駆使してデザインを制作していきます。
テンプレート

さまざまなデザインテンプレートを検索するときに使います。
使い方はデザインをはじめる際に使った検索窓と同じ!

てつみー
例えば「年賀状」と打ち込むと、最適なテンプレートを一覧表示してくれます。
インスピレーションを得るために見たり、デザインのバリエーションを作る際に役立ちます。
素材

「素材」は、非常に使用頻度の高いパネル。テンプレートで選んだデザインに対して、写真やイラストを追加したい場合には、ここにある検索窓から探すことができます。
アップロード

オリジナルの素材を追加したり、格納しておくためのパネルです。
自分で撮影した写真や、描いたイラストの画像をアップロードして、好きな位置に配置したりできます。
自社のロゴや、ブログなどのプロフィール写真などを追加しておくと便利に使うことができます。
以上がおおまかな骨組みを作るための機能になります。

てつみー
②-2. デザインをブラッシュアップする機能
さらに、デザインを作り込むための細かな機能をご紹介します。
以下のものをよく使いますので、押さえておくと便利です。
・画像を編集
・反転
・カラー設定
・ロック
・インフォメーション
画像を編集

「画像を編集」ボタンは、画像を選択した状態にすると選べるようになります。この編集機能がかなり優秀で、写真の明るさや色味を調整したり、ワンクリックでイラスト風に加工してくれるエフェクトなどが充実しています。

反転

「反転」ボタンも、画像を選択した状態にすると選べるようになります。写真の上下左右を反転するときに使うのですが、デザインをレイアウトする上でかなり多用する機能ですので、押さえておくと便利です。
カラー設定

カラー設定は、デザインの背景色やイラストの色味を変更したいときに使います。このボタンを押すと左のエリアにカラーチップが現れますので、クリックすれば色を変更できます。
また、希望の色がチップにない場合は「+」を押せば自由に色を設定することも可能です。
ロック

画面右上にあるロックボタン。これ、覚えておくとめちゃくちゃ便利です。
手前の写真を選んでロックしておけば、背面のオブジェクトをまとめて選択できます。

ロックを解除するときは、ロック済みのオブジェクトを選んでから、もう一度右上のロックボタンを押せばOKです。
インフォメーション

画面上部、真ん中あたりにある◯+iのマークがインフォメーションボタン。
選択しているオブジェクトの詳細情報がわかるボタンで、中でも特に使用頻度が高いのが「似ているアイテムを表示」という機能。

もうちょっと良い素材ないかな?というときに使います。

てつみー
以上がCanvaの基本マニュアルです。
ひとまずはこれらの操作を押さえておけば、デザインを作っていくことができるようになります!
次の章では、実際に手を動かしてデザインを作ってみます。

てつみー
Instagramの投稿画像をデザイン
この手のアプリケーションは習うより慣れろ!です。思い描いたことを形にするために、まずは手を動かしてみましょう。
今回は、練習用にこちらのSNS投稿用画像をデザインする方法を4ステップでご紹介します。

作業内容をトレースするだけでも、さまざまなテクニックを知ることができるように構成しています。
STEP1. テンプレートを探す
ホーム画面の検索窓に「Instagramの投稿 日本」と打ち込みます。

検索キーワードに「日本」と追加すると、日本語向けのデザインテンプレートが表示されます。
今回は、オシャレで写真も大きく見せられるコチラの素材をベースとしてセレクトしました。

これをアレンジして、キャンプのインスタ投稿画像をデザインしていきます。
ベースのデザインはキャンプというよりもファッションっぽい感じがしますが、アレンジを加えることでキャンプの世界観に仕上がりますのでご安心を!
テンプレのイメージに引っ張られ過ぎないことも重要です。

てつみー
STEP2. 素材を追加する
左のツールメニューから「素材」のパネルを選び、検索窓に「Camp gear」と打ち込みます。
検索キーワードを英語にすることで、日本語では見つからない素材も探すことができるようになります。
キャンプ道具が並んだ写真が見つかりましたので、こちらを使うことにしました。

左の一覧からドラッグ&ドロップすれば、右の作業スペースに素材を配置することができます。

これだけでもかなりキャンプっぽい画像になりましたね。

てつみー

さらに、キャンプ感を強めるためにフラットなデザインのイラストも追加してみましょう。
同じく素材パネルの検索窓に「Camp」と入力し、「グラフィック」のタブを選択します。

焚き火のイラストを追加したいのですが、気に入るものがすぐに見つかりませんでした。
と、ここで冒頭でもご紹介した「似ているアイテムを表示」機能を駆使して素材を深掘りしてみます。
超便利機能:似ているアイテムを表示
名前の通りですが、似ているアイテムをたくさん表示してくれるこちらの機能。超便利で有用ですので、使い方を詳しく解説しておきます。
検索結果一覧の素材にカーソルを合わせると、右上に・・・というボタンが現れますので、そこをクリック。

出てきたメニューの中から「似ているアイテムを表示」をクリックします。

すると、選んだ素材に似たものを一覧で表示してくれるので、気に入るものが出てくるまで何度もこれを繰り返します。
素材選びってすごく大事なので、ここは妥協せず粘りましょう!

てつみー
何度も検索を繰り返し、今回はこちらの2つの素材を使用することにしました。

見つけた素材を、もともとイラストが置いてあった位置にレイアウトするとこんな感じになりました。

STEP3. 写真を編集する
続いて、先ほど配置した写真を編集して雰囲気を変えてみます。メインの写真を選んで、メニュー上部にある画像を編集をクリック。
これで、画面左側に編集パネルが現れます。

てつみー

ここで、画像に関するさまざまな調整を行うことが可能です。
・明るさを変更する
・コントラストをつける
・オシャレなフィルターをかける
・イラスト風に加工する
などなど
今回は調整>全て表示というメニューを使って、次のように設定しました。

ちなみに、一番下にある「フィルターコード」に次のコードをコピペすれば全く同じ設定にできます。
いいですね。これで90%くらいはデザインが完成しました。
STEP4. 文字を打ち変える
いよいよラストスパートです!!あとひといき、頑張りましょう。
タイトルや補足的に入っている文字情報を自由に変更して、今回のテーマにあった文言にアレンジしていきます。

文字を打ち替えつつ、いらないものを削除したり、レイアウトを調整します。
今回のメインタイトルは、仮に「春のキャンプ道具8選」としました。
…と、ここで1つ問題が。

てつみー
数字の「8」だけ、向きがおかしいことになってしまいます。

このような場合、数字だけを別のオブジェクト(横書き)にして組み合わせると綺麗に文字が組めます。

テキストの縦書きと横書きを切り替えるボタンは画面上部にあります。

縦書きの中に数字が出てくる場合は、別オブジェクトで横書きにして使う。
これで画像のデザインが完成しました!

慣れてしまえば、ここまでの作業を10分程度で行うこともできますよ〜!

てつみー
まとめ:たくさん作ってスキルUP
オンラインデザインツールCanvaの使い方を解説しました。
操作方法に慣れることで、いろいろなデザインを楽しく制作できるようになります。
今回ご紹介したデザインをマネして作ってみるだけでも、たくさんのテクニックを学ぶことができます。
Canvaを使っていろいろなデザインをマネてみるところから始めると非常に上達が早いです。
ぜひ、自分の好きなデザインをマネしてみてください。

てつみー
ちなみに、Canva Pro版に登録すると、テンプレートの数が3倍以上に増えたり、高性能な切り抜きなどの機能を使えるようになります。
30日間は無料で使えますので、とりあえずPro版から使ってみることをオススメします。
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それでは、また。