【EOS R5/R6比較】写真を撮る人にはR6がおすすめ!違いを比べてみた。

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こんにちは。てつみー (@te23_photohibi) です。

7/9のEOS Presentationにて詳細が発表されたCanonの新しいフルサイズミラーレス機EOS R5とR6。
Canonのミラーレス機としては初となる「ボディ内手ぶれ補正」「12コマ/秒の連写性能」など、これまでのカメラをはるかに上回るクオリティで世間を驚かせました。

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EOS Presentationの様子

バケモノのようなスペックを持ち、Canon Rシリーズのフラッグシップ機となるR5か、NEW STANDARDという新たな基準を作ったR6か。どちらを選べばいいか迷っているという人も多いと思います。

かくいう僕も散々迷ったのですが、最終的にR6を選びました。

てつみー

てつみー

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EOS R6

今回は、僕がこの2機種のどちらか選ぶ上で迷った点と、R6を選んだ理由を解説します。

どちらも良いだけに、どちらか選べと言われたらものすごく迷ってしまいますよね。

てつみー

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迷った点:費用対効果がキーに

7月に発表されるまでは、僕は割とR5の方に気持ちが傾いていました。

しかし、ネックになったのが同時に発表された価格の部分。
性能の高さや注目度だけを見ると圧倒的にR5が良かったのですが、やはりそれだけ値段も高いですよね。

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R5…¥506,000/R6…¥335,000−その差額は¥171,000

差額だけで、そこそこのレンズやオプションパーツをそろえることもできてしまいそうです。

ここで大きな迷いが生じました。

てつみー

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新しいカメラを迎えるにあたり、忘れてはいけないのがオプションパーツ。
そのコストも見越しておかないと後々とんでもない目にあいます。

今回僕が揃えたオプションパーツは以下の通り。

1. SDカード(UHS-II、128GB)X2枚
2. 液晶保護ガラス
3. ストラップ
4. 予備バッテリー X2個

これだけで約8.5万円ほどかかっています。

てつみー

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オプションパーツの揃え方は人により考え方があると思いますが、R6を思い切り使い切るために最低限必要になるであろうものを揃えたつもりです。

つまり、これをR5でやろうと思ったら50.6万+8.5万で59.1万円
厳密に言えば、R5はメディアがCFexpressカードなのでさらにコストがかかり、もはや60万円オーバーです。

こりゃたまらん…

てつみー

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そこまでのお金を出してまでR5である必要性というか、費用対効果は果たしてあるのだろうか?というわけで、R6にフォーカスを当ててみることになったのです。

R6を選んだ2つの理由

いざR6に注目してみると、上記の表の通りまったく遜色ないスペック。

本当は発表と同時に勢いよくR5を予約する予定だったのですが、価格の高さにビビり倒し、見事に2週間ほど悩みまくりました。

酒の勢いでR5を買う宣言をしたり、冷静になって留まったりを繰り返しました(笑)

てつみー

てつみー

その時に考えていたこと、ポイントを踏まえ、最終的にR6を選んだ理由を解説していきます。

[ 理由1 ]画素数は2,010万がちょうどいい

両者のもっともわかりやすい違いとして、画素数が挙げられます。

EOS R5…4,500万画素
EOS R6…2,010万画素

およそ倍ほどの差がある画素数は分かりやすい判断材料となりました。
そりゃあデカけりゃデカいほど良いに決まってるのですが、値段は安けりゃ安いほど良いに決まってます。

てなわけで、ここはかなり悩みました。

てつみー

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ちなみに、EOS Rが3,030万画素・EOS RPが2,620万画素ですので、R6はシリーズで最も画素数の低いカメラということになります。

なんだよ、値段の割にR6たいしたことねぇなと思われるかもしれませんが、実はR5とR6はDIGIC Xという最新の映像エンジンを搭載しています(RとRPはDIGIC 8)。

POINTDIGIC XはCanonのプロフェッショナル機EOS-1D X Mark IIIに搭載されているものと同じ映像エンジンです。

これにより、AF性能の向上(高速化や自動検知・追尾機能など)・最高20コマ/秒という驚異的な連写性能を実現しています。

また、CMOSセンサーにおいても1D X Mark IIIの遺伝子を引き継いでおり、色の階調やダイナミクレンジなどの面で画質の向上にも一役買っているというわけです。

ざっくりですが「画素数が高い=画質が良い」とは限らないということですね。

てつみー

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画素数が高い必要性ってある?

そこでひとつ自分に質問しました。
R5のような4,500万画素の高解像度画像、使い切れるかい?と。

僕は10数年ほど写真を撮っていますが、日常の撮影においてそこまでの高解像度画像が必要になった経験は一度もありません。せいぜい使って1,500万画素くらいです。

画素で言われてもあまりピンとこないかもしれませんが、2,000万画素=B4サイズ1,500万画素=A4サイズの印刷物に使える(350dpi)くらいのイメージです。

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2,000万画素と1,500万画素のサイズ感

例えば「写真展をするので大きくプリントしたい」「広告の仕事でB1ポスターを作る」といった用途でもない限り、2,000万画素もあれば十分対応が可能です。

ましてや、ブログやインスタにアップするために4,500万画素の画像を使うことはまずありません。

てつみー

てつみー

ちなみに、大きく使うことが前提となる広告写真の場合は約6,000〜8,000万画素のカメラで撮影します。

日常使いにはデカすぎるし、プロとして仕事で使うにはやや小さい・・・それを考えると4,500万画素っていつ使うねん!となっちゃったんです。(※個人的な肌感覚です)

あえて目くじらを立ててる感はあるものの、要するにR5はアマチュア〜ハイアマチュアレベルでの写真撮影にはややオーバースペックだと感じました。

R6は画素数が劣るものの、画質面で見るとまったく同等なレベル。
僕の用途においてR5の画素数は高すぎるし、肥大化するデータ量のことを考えると、むしろそれがネックに感じました。

つまり、画素数の低さをネガティブ要素として捉える必要はなく、これくらいでちょうどいいのだと思いR6という選択をしました。

てつみー

てつみー

[ 理由2 ]写真を撮るためのカメラが欲しかった

理由1にも少し関係がありますが、R5は高解像度CMOSセンサーを活かして8K動画を撮影することができます。

8Kの動画って観たことも無いですが、とにかくスゴそう!

てつみー

てつみー

これを機に動画撮影に挑戦してみるのもアリかなとか思っていたものの、発表後しばらくしてから不穏な情報が流れ始めます。

温度上昇にともなう撮影時間の制限
EOS R5は、フルサイズかつ高ビットレート出力が可能なセンサーを使用しており、オートフォーカスをしながらの高解像度及び高フレームレートの動画機能を実現しております。そのため、動画撮影中に記録時間を制限する熱を発生することがありますが、CMOSセンサー及びキーデバイスを保護するため、ボディ内部の温度が上昇した場合には、動画記録を停止し、カメラをシャットダウンする仕様になっています。

 ー Canon 公式Webサイト「EOS R5>特長>動画撮影」より

R5・R6とも動画撮影時に発生する熱をうまく処理できずオーバーヒートで撮影時間が制限されてしまうというのです。
オフィシャルの情報によれば「8K30p RAW」で連続撮影が可能な時間は約20分
それ以上は熱が上がりすぎて危険なため強制的にシャットダウンされてしまいます(=オーバーヒート)。
そして、オーバーヒートしてしまうと、最低10分以上のインターバルが必要となります。

残念ながら、R6も同様にオーバーヒートが起こるようです。

てつみー

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つまり、両機とも動画機として使うには向いていないと考えました。

動画ならSONYという選択肢も

動画を撮ることにフォーカスするなら2020年10月に新しく発売されたSONYのα7S3α7Cという選択肢が有力です。

詳細は下記の動画に詳しいのですが、このカメラも動画撮影においてはすごい性能。

てつみー

てつみー

理由2の見出しに「写真を撮るためカメラが欲しかった」と書いたのは、動画を撮るために買うべきカメラではないと感じたからです。

ちなみに、僕は後日このα7sIIIも購入しました。
動画のクオリティはかなり高いです。

てつみー

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逆に、写真を撮りたいと思っている人にとって、R6ほど素晴らしいカメラは他に無いのでは?とも思っています。

まとめ

Canonより発売されたRシリーズの最新作R5とR6の違いを比較、そして、僕がR6を選んだ理由や選ぶときに迷ったポイントもご紹介しました(ゴリゴリの主観混じりですがw)。

個人的にはR6には満足していますし、選んでよかったなと思っています。

てつみー

てつみー

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どちらを買えばいいか分からない!という方は、以下の点に共感できるかどうかで選んでみてください。

EOS R6のポイント
・画素数は2,010万画素でも美しい画が撮れる
・R5との価格差(171,000円)でオプションパーツなどを充実させられる
・性能や機能・操作性はR5と同等のクオリティ

それでは、また。

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